沖縄県で良く食されていることで有名な野菜です。沖縄は日本一の長寿をほこり、癌・糖尿病・心臓疾患による死亡率が全国最下位でもあります。長寿の要因として考えられているのが沖縄県の独特な食生活。ゴーヤも沖縄の食生活を支える食材の一つです。
苦み成分のククルビタシン、モモルデシン、チャランチンに血糖値を下げる働きがあるといわれています。さらにインスリンに類似の成分も発見されるなど、血糖値が気になる方には見逃せない野菜です。
ゴーヤの成分(100gあたり/五訂増補日本食品標準成分表による)
カリウム 260mg
βカロテン当量 210mg
ビタミンC 76mg
葉酸 72μg
食物繊維総量 2.6g
ゴーヤはビタミンC、カリウム、βカロテン、葉酸などを多く含みます。
・ビタミンC:コラーゲンの生成を促進します。骨や筋肉、皮膚など体を構成するには欠かせない栄養素です。肌のハリを保ち、シワ・シミ・ソバカスを防いでくれます。活性酸素が原因の老化や動脈硬化、癌などを予防する抗酸化作用に優れています。
・カリウム:塩分の摂り過ぎによる不調を緩和します。血行を促進し、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などを防ぎます。コレステロール値や血糖値を下げる働きも。血液中の毒素を排出し、むくみの防止にも役立ちます。
・βカロテン:体の中でビタミンAに変化。眼やのど・鼻などの粘膜を強化します。コレステロール値を下げ、血液の流れを良くするため心筋梗塞などのリスクを減らします。
・葉酸:新陳代謝に大きく関わり、赤血球、細胞を新たに作り出すのに必要とされる栄養素です。そのため妊娠中・授乳中には特にこころがけて摂取するようにしてください。葉酸が不足すると、口内炎や肌アレ、悪性貧血などの原因になります。また疲労が蓄積しやすくなります。赤血球を作るにはビタミンB12と一緒に摂取するのが望ましいとされています。
さらに、脳内の神経細胞を包むリン脂質を再生成する働きがあります。葉酸不足で神経細胞が再生されないと、うつ病や痴呆症を発症する恐れや、さまざまな神経伝達障害が発生することがあります。
血中にホモシステインが増加することで起こる動脈硬化を予防する働きもあります。
ゴーヤの苦みの元となっているのがククルビタシンやモモルデシンで、抗癌作用や血糖値降下作用があることが分かっています。
・癌予防:苦みの元であるククルビタシンという成分が、癌細胞が増殖するためのホルモン受容体と結合してしまうため、癌を増殖させる信号をストップします。さらにゴーヤの種子に含まれる蛋白の一種MAP30には、癌細胞を破壊するナチュラルキラー細胞の活性化を助ける働きがあるそうです。癌の増殖を抑え、ナチュラルキラー細胞を活発にするという2つの成分の働きにより、高い抗癌作用を発揮します。
・糖尿病予防:苦みの元となるモモルデシンとチャラチンという成分に、血糖値を下げる働きがあると認められています。チャランチンは膵臓のランゲルハンスβ細胞に働きかけインスリンの分泌を促します。インスリンは糖尿病の治療に使われているホルモンで、血糖値を下げる役割を果たしています。チャランチン以外にも、植物インスリンと呼ばれる、血糖値を下げる効果のある栄養素が含まれています。植物インスリンと呼ばれるのは、17のアミノ酸でつながった水溶性ペプチドですが、ホルモンのインスリンと同じように血糖値を下げる効果があります。薬品のインスリンは、時に低血糖を引き起こすリスクがありますが、ゴーヤに含まれる植物インスリンにその心配はないといわれています。
・ダイエット効果:ゴーヤの種子には、脂肪酸の一種である共役リノレン酸も含まれています。これは体内で共役リノール酸に変化し、体脂肪を燃焼しやすくします。
ゴーヤだけでも高い抗癌作用を持ちますが、青汁として飲むことでさらにビタミンCなどの抗酸化作用を持つ栄養素が補強され、一層の効果が期待できます。さらに血糖値、血中コレステロール値を下げ、血液の流れを良くします。脂肪燃焼にも効果がありますので、ダイエットやデトックスにも期待できそうです。
商品名 | 金額 | 内容量 | お申込み | |
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マイケアのふるさと青汁 | 3990円 | 30回分 | 詳細 |
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