抹茶はお茶の若葉を蒸し、手揉みなどを行わずそのまま乾燥させたものを茶臼で挽いたものです。乾燥した葉からエキスを抽出するせん茶と違って、臼で挽いた粉状の茶葉を飲むため栄養素をあますところなく摂取できるのが特徴です。抹茶にはカリウムやβカロテンをはじめ、さまざまな有用成分が含まれており、抗癌作用や血流の促進効果が期待できます。
抹茶の成分(100gあたり/五訂増補日本食品標準成分表による
)
カリウム 2700mg
カルシウム 420mg
マグネシウム 230mg
リン 350mg
鉄分 17mg
亜鉛 6.3mg
βカロテン当量 29000μg
レチノール当量 2400μg
(ビタミンA
)
ビタミンE 28.1mg
(トコフェノールα)
ビタミンK 2900μg
ビタミンC 60mg
ビタミンB2 1.35mg
ビタミンB6 0.96mg
パントテン酸 3.7mg
葉酸 1200μg
水溶性食物繊維 6.6g
不溶性食物繊維 31.9g
食物繊維総量 38.5g
カフェイン 3.2g
タンニン 10.0g
抹茶には様々な有用成分が非常に高い比率で含有されています。カリウムや亜鉛、リンなどのミネラル、ビタミン類、葉酸、食物繊維など。
・カリウム:血行を促進し、高血圧を防ぎます。酵素を活性化させ、筋肉のエネルギー代謝や神経伝達をスムーズにします。
・亜鉛:亜鉛は、遺伝子を正常に発現させたりタンパク質や酵素の組成に関わる大事なミネラルです。また、免疫機能全般に大きな影響があり、亜鉛が不足すると成長が阻害されることがあるほどです。成人後で亜鉛不足に陥るとまず味覚に障害があらわれます。逆に過剰摂取することで神経症状や免疫障害になることもありますので、亜鉛の摂り過ぎには注意してください。しかし亜鉛は体内に蓄積されない栄養素なので、食べ物などで補給が必要です。
活性酸素を除去する働きを持つSOD酵素の生成に関わり、抗酸化作用を強化します。免疫細胞を活性化させ、免疫力を強化します。代謝にも関係し、インスリンの生成にも使われています。亜鉛不足になるとインスリンが作られにくくなり血糖値の上昇に結びつきます。
アメリカでは亜鉛はセックスミネラルとよばれ、精子の生成や女性の卵巣にも影響を及ぼすといわれています。男性ホルモンのテストステロン合成に関わる酵素にも使われ、精子を作り、その運動性を高めます。受精卵の細胞分裂にも必要とされています。
リン:体内でカルシウムと結合し、リン酸カルシウムとなり骨や歯を作ります。カルシウムとリンの摂取バランスは1:1が理想とされていますが、日本人の平均摂取量はカルシウムが少なくリンが多い傾向にあります。リンを摂る際は一緒にカルシウムも摂取するようこころがけてください。抹茶は、リンに対してカルシウムの含有量の方が多いのでおすすめです。
ビタミンK:出産後、生後1週間、生後1ヶ月に新生児に処方されるビタミンです。血液を凝固させる働き、カルシウムを骨に定着させる働きをもちます。動脈や腎臓では、カルシウムの沈着を防ぐ働きをしますので、動脈硬化予防に効果があるといわれています。
抹茶には、ポリフェノールの一種、茶カテキンやタンニンが豊富に含まれています。さらに鎮静効果のあるカフェインも多量に含有しています。
・高血圧予防:血中コレステロール値を下げ、高血圧を予防します。
・抗酸化作用:カテキンには高い抗酸化作用があるといわれています。
・抗癌作用:癌細胞の増殖を抑える働きがあります。癌細胞が分裂する信号を阻害し、増殖するのを防ぎます。また癌が転移するのを防ぐ効果もあるといわれています。
・ダイエット効果:カテキンには、肝臓や筋肉中の脂肪を消費させる酵素を活性化させ、脂肪を燃焼しやすくする効果があるといわれています。血漿中の過酸化脂質を減らし、サポニンという成分が血中コレステロールの吸収をおさえてくれます。内臓脂肪が付きにくくなり、メタボリックシンドロームなどに効果があります。
抹茶には、普通の緑黄色野菜や青汁では補いきれない、亜鉛やリンをはじめとするミネラル類が豊富に含まれています。青汁に抹茶を加えることで足りない栄養素をおぎなうのと同時に、味もスッキリと飲みやすいものになります。また、抹茶のフラボノイドによって青汁独特の匂いや、飲んだ後の口臭予防にも役立ちます。
抹茶に含まれるタンニンは、胃の粘膜を弱らせる効果もあるため空腹時の飲用はあまりおすすめしません。
商品名 | 金額 | 内容量 | お申込み | |
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マイケアのふるさと青汁 | 3990円 | 30回分 | 詳細 |
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